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【ビジネス書】前田裕二「人生の勝算」

みなさんSHOW ROOMって知ってますか?

ライブ配信サービスを提供する会社で

その同名サービスを展開しています。

 

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今回は、そのSHOWROOM株式会社 代表取締役社長の

前田裕二さんが書かれた、

「人生の勝算」という本を紹介しようと思います。

 

 

人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

 

 

 

この本は、キングコング西野亮廣さんのブログにて

PRをかねてプロローグと第1章が掲載されました。

この異例の宣伝も相まり、アマゾンの書籍ランキングでは

発売前にランキング1位になるなど、

話題になっているようです。

 

内容としては、前田裕二さんがSHOW ROOMを

立ち上げることに至った経緯と 

これからSHOW ROOMを通して、

どういった社会を作っていきたいか が書かれています。

 

 

ビジネスについて

また、今日のエンタメ業界について分析され

その中でどのようなビジネスモデルが 望ましいものか

論理が広げられており、その収益の上げ方

お金に変える方法というものは、起業家やベンチャー企業

などにとって参考になる内容だと言えそうです。

 

その一つとして 上げられているものを紹介すると、

「人は絆にお金を払う」というものがあります。

著者は、現代はモノ消費からコト消費に移ろいでいることを

指摘しています。

 

確かに、繫がりや感動を生み出す

文脈やストーリーが付加価値を生み出していることは

なんとなく頷けるものがあります。

(たとえば、児童が職業体験を行えるキッザニア

 野外音楽フェスティバルの興隆など)

 

しかし、わたしとしては

この絆をマネタイズするという 考えかたに

少し違和感というか、ダーティさを感じもした。

絆という言葉がいけないのか、

絆というと「つくる」ものというよりは

自然発生的に「できた」ものだと思うからだ。

 

この違和感は、単にわたしが潔癖症であるか、

時代についていけていないということなのかもしれないが、

ただ読んでいて非常に優れた視点であるなと思った。

 

営業職について

この前田さんですが、外資投資銀行

トップ営業マンになっている経歴があるだけあり

その論旨はとてもロジカルで説得力があります。

 

本書では、その投資銀行時代の

営業マンとしての活躍ぶりや

トップ営業マンに上り詰めたポイントも

惜しげなく書かれているため、

この点では、普通のサラリーマンにとっても

一読に値する内容ではないだろうか。

 

また、その後のニューヨーク駐在のエピソードや

SHOW ROOM起業当時の様子などは、

ちょっとした企業ドラマを見ているようで面白く

この辺りの内容については 読書習慣があまり

無いような人にとっても、楽しく読むことができる。

 

 

前田裕二という人間

この本を読み進めている途中、

とても野心家だと思わせる著者であったが、

最終章に向かうにつれて、相手のことを深く思いやる

暖かい人物であることをうかがわせる。

 

この本を通して著者は、

自分自身の信条とする「コンパス」をしっかりと持ち、

苦難や挫折に惑わされることなく

人生を歩んでいって欲しいという

力強いメッセージを伝えている。

 

それには、幼い頃に母親を亡くし

苦しい環境を生き抜いてきた著者だからこその

ものと言える。

 

自分自身の信条をあらかじめ 持っておくことの

大切さについては、以前に紹介した

「ハーバードの自分を知る技術」においても

同様のことが書かれていたので とても共感できた。

 

you-masaru.hatenadiary.com

 

 

まとめ

単なる企業広告や、自惚れた自伝本などではなく

これからのエンタメ業界・日本社会に対する貢献を宣誓すると同時に、

この本を手に取った読者に

後悔のない人生を送るための アイデアを投げかけた

1冊になっているように思う。