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【新書】林真理子「野心のすすめ」

人と話をしている時に、

よく、「お前行動力あるなー」なんてことを言われたりして。

そういうことが結構少なくないんですよね。

 

おそらく実際のところは、

バカで無鉄砲なだけだと思ってるんですけど。笑

 

ただそれなりに考えてみると、

「思い立ったらすぐ行動」みたいなものが

結構無意識的に、条件反射でできるというか。

身体でもう覚えてしまっている感じは、確かにあるなぁと思いました。

 

いつからそんな風になったのかなと振り返ってみて

思いついたのは、

結構家が貧しくて学生時代の大半を

狭い家で過ごしてきていたことかなと。

 

汚くて散らかってるし、友達も呼べたもんじゃない。

今でこそ屋根があるだけ、ご飯があるだけありがたいこと

とも言えそうなんですけど、当時はそれどころじゃなかった。

 

なんで自分ばっか、こんな貧しい思いをしないといけないのか。

アイツらみたいにたくさん遊びに行ったり、予備校通ったり

ゲームやCDや洋服買ったりしたい。

マジでこの状況どうにかしたい。

 

って、思っていて

どうしたらそういう状況から抜け出せるんだろう。

とか色々考えるようになって。

多分自己啓発本とかをちょいちょい読み出すきっかけに

なってたりしてました。

 

それと同時に、同じように

貧しいところからのし上がった成功者の自伝本だとか

回顧録みたいなものを読むようになってました。

 

 

you-masaru.hatenadiary.com

 

 

そういうものの1冊の中に

この「野心のすすめ」があった訳です。

 

そこで冒頭の「なんで行動力がついたのか」に

戻る訳ですけど、

結局、劣等感が起点になっていたのかなと思いました。

 

この本の林さんもまさにそんな感じだったかと思います。 

だから、読んでいてめちゃくちゃ共感してました。

 

同じような心境で、

眠りにつく時に天井を見ながら、

もうこんなしみったれた蛍光灯を見ないで

済むようにしてやると考えてました。

 

もうそのくらいに余裕がなかったのだと思います。

だから貯金もはたいて、奨学金も借りてバカなりに

勉強して大学入って、いい会社入ってやろうって

奮い立ってました。

 

結果として、自分なりに満足できる会社に入れて

そこそこいいお給料ももらえ

憎っくき貧しい家も気づいたら

出ることが出来てました。

 

今はもうそういう心境でもなく

その会社にもいないんですけど。笑

 

若いうちに買ってでも苦労しとけっていう人いますけど

たぶんその人が苦労してて、その甲斐があったと思えることが

あったからだと思うんです。

 

じゃあ自分はというと、

その苦労(?)して良かったかなと思うのは

その「行動力」がついたことかもしれないです。

(実際は、就職や住環境なんかかもしれないですけど。)

 

ただ、もう

そういう時代でもないのかなって思ったりもします。

今って頑張ってるのダサいというか

カッコつけないカッコよさとかがある気がしていて。

 

学校でも体罰とかスパルタってもう時代遅れだし。

時代的には、好きなことをどんどん極めるように

して行った方がいいって言いますしね。

 

ただ現実に生活が苦しい人は

普通に世の中たくさんいるし、

なんなら格差は広がる一方で、

搾取される奴は搾取され続けるっていう。

 

そういう人がこの「野心のすすめ」を読んでみたら

いいと思います。

響くかどうかとか、自分を変えるきっかけになるかは

分からないですけど。

 

無知の知じゃないけど

バカほど本読んだり映画見たり旅をして

いろんな経験した方がいいのは、きっと当たり前で。

 

ただ金がねえ。っていうんなら

この本でも読んでみたらって思います。

 

野心のすすめ (講談社現代新書)

野心のすすめ (講談社現代新書)