【you_masaru’s blog】

Trans' Culture

話題の文芸書やビジネス書、ビルボードチャートや最新のヒットナンバーについて更新。お気に入りのメンズファッションアイテムなどを紹介。

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【MV】Dragon Ash「Ode to Joy」

学生の頃に初めてフェスに行って、

念願だったDragon Ashのライブを見たとき

「百合の咲く場所で」 のイントロが流れた時に

なんか感動してグッとくるものがあって涙目になってた。

 

あの感覚まだ覚えてるなぁ。

もう無我夢中になって最前で声あげてた。

その時、最前なのに周りからの声があんま聞こえなかったのが

結構腹立って、人の2倍3倍応えてやるつもりで

Fantasistaのレスポンスに返してた。

 

まあそれでも目の前の彼らの生の迫力に

圧倒されて、カッケーってなってとにかく楽しかった。

で終演後に、結構年季入った97年時くらいの

DAのバンT来てた人に「いやいい声だったね」って

握手されて、昔からのファンの人に認めてもらえた感じして

なんか嬉しかった思い出がある。

 

今年久しぶりにまたDragon Ash見れるんだけど、

そんなこともあったなと、ふと思い出して懐かしんでた。

 

 

昔、CDがめちゃくちゃ売れてた頃、

2000年前後らへんに聞いてた人からすると

Dragon Ashってまだやってたんだ?

みたいな感じなんだろうけど、

自分は未だになんだかんだ聴いてる。

 

ジムで自分を追い込む時に聞いてると

めっちゃアツくなれる。

 

Kenken入ってからも結構いいと思うんだよなあ。

The Liveとかも聞いてるとめっちゃいいテンポで

走れたりするしね。

基準がワークアウトに合ってるかどうかってのも

なんかちょっと違うと思うけど。

 

けどミクスチャーバンド好きになったキッカケも

今考えたらDragon Ashだったし、

やっぱ好きなんだろうな。

 

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【新書】林真理子「野心のすすめ」

人と話をしている時に、

よく、「お前行動力あるなー」なんてことを言われたりして。

そういうことが結構少なくないんですよね。

 

おそらく実際のところは、

バカで無鉄砲なだけだと思ってるんですけど。笑

 

ただそれなりに考えてみると、

「思い立ったらすぐ行動」みたいなものが

結構無意識的に、条件反射でできるというか。

身体でもう覚えてしまっている感じは、確かにあるなぁと思いました。

 

いつからそんな風になったのかなと振り返ってみて

思いついたのは、

結構家が貧しくて学生時代の大半を

狭い家で過ごしてきていたことかなと。

 

汚くて散らかってるし、友達も呼べたもんじゃない。

今でこそ屋根があるだけ、ご飯があるだけありがたいこと

とも言えそうなんですけど、当時はそれどころじゃなかった。

 

なんで自分ばっか、こんな貧しい思いをしないといけないのか。

アイツらみたいにたくさん遊びに行ったり、予備校通ったり

ゲームやCDや洋服買ったりしたい。

マジでこの状況どうにかしたい。

 

って、思っていて

どうしたらそういう状況から抜け出せるんだろう。

とか色々考えるようになって。

多分自己啓発本とかをちょいちょい読み出すきっかけに

なってたりしてました。

 

それと同時に、同じように

貧しいところからのし上がった成功者の自伝本だとか

回顧録みたいなものを読むようになってました。

 

 

you-masaru.hatenadiary.com

 

 

そういうものの1冊の中に

この「野心のすすめ」があった訳です。

 

そこで冒頭の「なんで行動力がついたのか」に

戻る訳ですけど、

結局、劣等感が起点になっていたのかなと思いました。

 

この本の林さんもまさにそんな感じだったかと思います。 

だから、読んでいてめちゃくちゃ共感してました。

 

同じような心境で、

眠りにつく時に天井を見ながら、

もうこんなしみったれた蛍光灯を見ないで

済むようにしてやると考えてました。

 

もうそのくらいに余裕がなかったのだと思います。

だから貯金もはたいて、奨学金も借りてバカなりに

勉強して大学入って、いい会社入ってやろうって

奮い立ってました。

 

結果として、自分なりに満足できる会社に入れて

そこそこいいお給料ももらえ

憎っくき貧しい家も気づいたら

出ることが出来てました。

 

今はもうそういう心境でもなく

その会社にもいないんですけど。笑

 

若いうちに買ってでも苦労しとけっていう人いますけど

たぶんその人が苦労してて、その甲斐があったと思えることが

あったからだと思うんです。

 

じゃあ自分はというと、

その苦労(?)して良かったかなと思うのは

その「行動力」がついたことかもしれないです。

(実際は、就職や住環境なんかかもしれないですけど。)

 

ただ、もう

そういう時代でもないのかなって思ったりもします。

今って頑張ってるのダサいというか

カッコつけないカッコよさとかがある気がしていて。

 

学校でも体罰とかスパルタってもう時代遅れだし。

時代的には、好きなことをどんどん極めるように

して行った方がいいって言いますしね。

 

ただ現実に生活が苦しい人は

普通に世の中たくさんいるし、

なんなら格差は広がる一方で、

搾取される奴は搾取され続けるっていう。

 

そういう人がこの「野心のすすめ」を読んでみたら

いいと思います。

響くかどうかとか、自分を変えるきっかけになるかは

分からないですけど。

 

無知の知じゃないけど

バカほど本読んだり映画見たり旅をして

いろんな経験した方がいいのは、きっと当たり前で。

 

ただ金がねえ。っていうんなら

この本でも読んでみたらって思います。

 

野心のすすめ (講談社現代新書)

野心のすすめ (講談社現代新書)

 

 

 

 

【MV】SANABAGUN「もう実家帰りなよ」

律儀に毎日毎日ブログ書いてきてるワケなんですけど

いい加減にもう更新するのもなかなか追いつかない日もあります。

 

つっても、そんな事情どーーでもいいんですよね。

自分も人のブログ見ていてすごい思いますもん。

バカみたいな大学生がちょっと更新減らしますとか。

誰もそんなん聞いてねえわって(笑)

 

たかだかブログごときでね、そんな大層なこと書こうとしたって

たかが知れてるワケで。

 

もう実家帰りなよ。

 

 

ってギャグが通用しない人は、

もうブログ読まなくて結構。笑

 

 

「業界に踊らされ」の死んだゾンビの合唱みたいな

ダウナーな感じ、まぁそういう表現あるのわかった上でだけど

シニカルだし小気味良くて口ずさんでしまう。

 

デンジャー

デンジャー

 

 

ボーカルの高岩遼君が最初、

めっちゃキザすぎるのが鼻について

食わず嫌いしてきてたけど

1周回ってアリになってきた。

 

で、誰かに似てるな〜って考え始めて

結論、菅田将暉と吉川晃司足して2で割った顔だなって。

実際動きも吉川晃司になってる時あるし(笑)

多分酔ったらシンバルキックできそうな気がする。多分。

 

てか声の太さもたまに似てるから

おそらく骨格が結構近いんじゃないかと思う。

きっと水球もできるはず。

 

こんなこと書くとディスってるみたいになっちゃうけど、

こういう男らしさ溢れる人は結構好きだ。

 

 

 

【文庫】岡田光世「ニューヨークのとけない魔法」

 

最近のテレビ番組をザッピングしていると

海外にロケに行くものや、外国人観光客にインタビューするものが

多いように感じます。

 

東京オリンピックを3年後に見据え、

政府が訪日観光客を増やそうとしている背景などが

あるのだと思うのですが、ちょっとワザと臭いというか

やりすぎな感が否めないような気もしますね。

 

とは言っても始まらず、せっかくの外国との

文化交流やコミュニケーションの機会なので

前向きに考えるのも悪くないのかなとも思います。

 

そんな中で、過去に読んでいて

暖かい外国人との交流を描いた本があったなぁと

思い出したのが、この本です。

 

ニューヨークのとけない魔法 (文春文庫)

ニューヨークのとけない魔法 (文春文庫)

 

 

作家である著者の岡田光世さんが、

ニューヨークに在住している際に起こった

身の回りの出来事を短編でまとめたエッセイ集みたいなものです。

(正確なカテゴリがよくわからない。)

 

このブログをよく読んでいただいてるかたには

そろそろバレていると思うんですけど、

自分短編集ものが好きなんですよね。

 

多分、根はそこまで本好きじゃないのか

活字中毒ってわけでもないのか

サクッと読めてリラックスできるものが好きなんだと思います。

 

で、この本に関してもこれまでと同様、

多分には漏れずにそんな気軽に読めるものです。

 

内容としては、本当に些細な日常の出来事と

そこでの著者の機微みたいなものが優しく書かれています。

 

例えば、アメリカでは50ドルや100ドル紙幣なんかは

レジやチケットの支払いを断れることが多いのですが、

著者の財布にはそうした紙幣しかなくて困っていたという

シチュエーションがありました。

 

そこで狼狽していると後ろからクズしてあげるわよと

20ドルや10ドル紙幣と変えてくれた黒人女性が現れました。

ニューヨークには、たまにこうした女神が現れると著者はいいます。

 

その後、駅で地下鉄に乗りあぐねていると

どの駅まで行くの?と話かけられ、

またもや助け舟を出してくれた人が出てきたと思いきや

さっきの黒人女性だったので、

「You seem to be there when I need you

 (必要な時、あなたはいつも現れてくれるのね)」

と助けられたエピソードがあります。

 

と、こんな感じで

3、4分もあれば簡単に読めそうなものが

約130編ほど収録されています。

 

また、上記の口語表現なんかを

各編ごとに添えられているため、

ちょっとした英語の勉強にもなるので

読んでいて楽しいです。

 

初版は2007年だったりするんですが、

「ニューヨークの魔法」シリーズとして

第五弾まで文庫本が出ています。

 

結構ニューヨークの秋や冬の描写が多いので

寒い季節に読むとすごいほっこりするので、

ちょっと内容によっては季節外れかもしれないですけど、

オススメです。